この記事ではライターおすすめの官能小説作家20選をまとめていきます。
作品が一番大事なことはもちろんですが、作者について知ることでより深く作品を読み込み、理解することができます。作者の理論や表現の傾向、時代背景を踏まえておくことは文章表現の意味や意図の理解に役立ちます。
ということで、今回は官能小説作家20選をご紹介したいと思います。
おすすめの官能小説作家ランキング20選
【第1位】綺羅光

凌●女子学園【完全決定版】 第一部
作者さんの特徴・オススメポイント
1984年作家デビューのベテラン作家です。レイプを主とした凌辱物を得意としており、作品中に薬物や暴力団が登場することが多いのも特徴。大半の作品でヒロインは凌辱から逃れられず、悲惨な幕切れとなる。バッドエンドものが好きな方やヒロインが救われない系のものが好きな方にはたまらない作家さんでしょう。
文体の印象:ハードな印象
作家の傾向:レイプ、凌辱作品が多め
官能小説作品
初期作:女教師・裕美の放課後
代表作:凌辱女子学園 シリーズ
最新作:魅惑のまなざし熟れ肌三姉妹(絹田青児名義)
【第2位】八神淳一

艶剣客
作者さんの特徴・オススメポイント
1962年熊本県生まれ。大学卒業後、雑誌編集者を経て作家デビューしました。ストーリーの面白さに独特の官能描写がからみつく作風は多くの読者に支持されており、中でも『艶剣客』は15巻まで続く人気シリーズとなり、映画化もされ大ヒット。一躍人気作家となりました。
文体の印象:すらすら読み進められる
作家の傾向:純愛と凌辱などのバランスがよい
官能小説作品
初期作:しごかれたい(特選官能シリーズ)
代表作:艶剣客シリーズ
最新作:昼下がりの未亡人団地
【第3位】藤崎玲

父の後妻狩り【孕ませ檻】
作者さんの特徴・オススメポイント
2004年に作家デビュー。同じフランス書院文庫でデビューした作家の中には、弓月誠氏や、御堂乱氏、麻実克人氏がおり、いずれも独自の作風を確立しつつ息の長い活躍をしています。藤崎氏は、端的に言えば凌辱作風のオールラウンダーという印象で、昭和~平成初期(1980年~90年代)の劇画っぽいやや大仰な言い回しを多用する傾向が強いような印象です。
文体の印象:劇画のような言い回し
作家の傾向:人妻作品が多い
官能小説作品
初期作:女教師姉妹
人気シリーズ:華と悪魔:奴隷未亡人と哀姉妹
最新作:理性決壊: 未亡人兄嫁、年下の兄嫁、女秘書
【第4位】芳川葵

放課後美術レッスン ヌードモデルは美姉と部長
作者さんの特徴・オススメポイント
2005年に作家デビュー。デビューのきっかけは、2004年の「第3回フランス書院文庫官能大賞」に応募した作品が特別賞を受賞し、受賞作の改稿された作品がデビュー作「ママ 美母へのお願い」である。著者のブログがあり、日常のことから出版作品についても触れているので気になる方はぜひご覧ください。
文体の印象:エロはあるが優しく丁寧
作家の傾向:近親相姦や義母・義姉妹作品多め
官能小説作品
初期作:ママ 美母へのお願い
代表作:お伊勢参り ごくらく道中
最新作:人妻教師~誘惑電車~(短編)
【第5位】庵乃音人

女上司は半熟
作者さんの特徴・オススメポイント
2003年作家デビューした男性作家さんです。14年『とろける兄嫁』(竹書房ラブロマン文庫)で「21世紀最強の官能小説大賞」優秀賞を受賞し、人気・実力ともに確固たるものにしました。官能小説の他にも美少女ノベルも多く手掛けており、マルチに活躍しています。
文体の印象:純愛の中にも変化球を加えたエキセントリックな文体
作家の傾向:「親と子」「先生と生徒」など禁断の恋愛ストーリー
官能小説作品
初期作:コスプレ警備隊
代表作:ずっと、触ってほしかった
最新作:桃色の旅
【第6位】橘真児

人妻と官能小説家と…
作者さんの特徴・オススメポイント
新潟県出身。1996年に作家デビュー。「もっとも青春小説的な官能小説」と評され、注目を集めました。教員をしながら執筆活動をしていた経歴があり、のちに専業作家となります。様々なレーベルで執筆し、数多くの作品を手掛けてきたベテラン作家です。
文体の印象:濡れ場多めだがライトな印象
作家の傾向:人妻もの多め
官能小説作品
初期作:ロリータ粘液検査
代表作:美少女たちの倒錯初体験
最新作:山の我が家は蜜まみれ
【第7位】桜井真琴

七人の人妻捜査官
作者さんの特徴・オススメポイント
新潟県出身。広告会社でコピーライターとして従事していたが、2012年特選小説誌にて官能作家デビュー。新聞連載、小説誌での執筆などに加え、コミックノベルや電子書籍なども配信するなどマルチに活躍しています。細やかな心情描写から女性ファンも多いです。
文体の印象:意外なストーリー展開と、細やかな心情描写
作家の傾向:人妻や未亡人など、美熟の年上女性をヒロインとした作品が得意
官能小説作品
初期作:蜜指の記憶
代表作:堕ちる 秘色の女子アナ
最新作:灰色の病棟
【第8位】乃坂希

夜のジョギング
作者さんの特徴・オススメポイント
東京都出身。2013年「特選小説」で官能小説デビュー。「ひめごと万華鏡」で文庫デビューし、今時のリアルな女性描写と、濡れ場の攻守のバランスに定評があります。双葉文庫中心に若手官能小説作家のなかでも、今とても注目されている作家さんです。
文体の印象:ライトノベルに深みを持たせたような印象
作家の傾向:不倫、人妻ものが多い
官能小説作品
初期作:拘束と解放(「特選小説」内作品)
代表作:蜜花めぐり
最新作:運命の女はふしだら
【第9位】霧原一輝

高慢女性課長
作者さんの特徴・オススメポイント
1953年愛知県出身。エロスを追求しながら様々な文筆業を続け、2006年「恋鎖」にて霧原一輝としてデビューしました。「蜜楽さがし」で『この文庫がすごい!2010年版』官能文庫大賞銀賞を受賞し、人気・実力ともに確固たるものとしました。
文体の印象:大人の男が元気になる回春官能
作家の傾向:働く女性、女将ものも多い印象
官能小説作品
初期作:恋鎖
代表作:蜜楽さがし
最新作:蜜命係長と島のオンナたち
【第10位】団鬼六

花と蛇
作者さんの特徴・オススメポイント
滋賀県出身。1957年作家デビュー。団鬼六名義として発表した代表作である「花と蛇」で人気を博し、官能小説の第一人者となる。SM作品を中心に執筆し数々の賞を受賞、映像化されたものも多数。執筆一時休業や、破天荒な人生で話題は尽きなかったが、生涯現役を貫き2011年永眠。しかし、いまだに多くの作家やファンに影響を与え続ける偉大な存在というのは間違いないでしょう。
文体の印象:SM中心のハードな印象だが文学的技術は圧巻
作家の傾向:様々な美女たちをいじめぬいています
官能小説作品
初期作:お町の最期
代表作:花と蛇
最新作(遺作):往きて還らず
【第11位】神瀬知巳

最高のバスルーム【混浴姉弟】
作者さんの特徴・オススメポイント
2005年作家デビュー。三作目にあたる『独身叔母と人妻と高校生』は、宝島社「この文庫がすごい!2007」において官能小説大賞を受賞。作風が「超・誘惑系」などと呼ばれるほど「甘々」な独特の作風から編集部内では弓月誠氏、秋月耕太氏とともに「新・誘惑三羽ガラス」と呼ばれている。
文体の印象:甘えん坊系、激甘な設定で濡れ場のシーンが多め
作家の傾向:親と子、姉妹相手が多い印象
官能小説作品
初期作:二つの初体験 熟義母と若叔母
代表作:独身叔母と人妻と高校生
最新作:五人のしたがり未亡人
【第12位】館淳一

女神のストッキング
作者さんの特徴・オススメポイント
北海道出身。芸能誌記者やフリー編集者を経て1975年新感覚のSM作家としてデビュー。ストーリーの面白さに官能描写の溶け込んだ独特の世界は数多くのファンに支持されています。
文体の印象:爽快感のあるスピーディーな文体
作家の傾向:学生から熟女まであらゆる女性へリアルなSM描写でまとめている
官能小説作品
初期作:凶獣は闇を撃つ(『別冊SMファン』内)
代表作:母の密戯
最新作:叔母の要求
【第13位】草凪優

淫夜 究極オーディション
作者さんの特徴・オススメポイント
東京都出身。シナリオライターを経て、2004年に官能小説家デビュー。05年『桃色リクルートガール』、10年『どうしようもない恋の唄』で官能文庫大賞を受賞。18年、第1回裏八重洲本大賞受賞など様々な功績を残し、現在の官能小説界でトップクラスの人気と実力を兼ね備える作家です。
文体の印象:キャラクターの心理描写や情景描写が秀逸
作家の傾向:若い女性をメインにしている印象
官能小説作品
初期作:ふしだら天使
代表作:どうしようもない恋の唄
最新作:となりの訳あり妻
【第14位】渡辺やよい

元アイドル奥様、貸し出します。
作者さんの特徴・オススメポイント
東京都出身。早稲田大学在学中に漫画家としてデビュー。官能レディースコミックで活躍し小説やエッセイなども刊行。02年「そして俺は途方に暮れる」にて、新潮社「第2回女による女のためのR-18文学賞」にて読者賞を受賞。「レディコミの女王」として名を馳せます。
文体の印象:ド直球なエロスでハードめ。しかし女性作家ならではの心理描写も圧巻
作家の傾向:肉欲に飢えた人妻を描いた作品は秀逸
官能小説作品
初期作:堕ちた女
代表作:そして俺は途方に暮れる
最新作:美母 裏でお願い
【第15位】松崎詩織

甘美な秘密
作者さんの特徴・オススメポイント
東京都出身。2006年第四回幻冬舎アウトロー大賞特別賞を「フラジャイル」で受賞。子供の頃にシェイクスピアの影響を受けたことからか、運命的な悲劇をメインテーマにした作品が多い。小説の他にもコミックノベルや脚本を手掛けるなど様々な分野で活躍。日本文芸家クラブの会員でもあります。
文体の印象:妖しく美しい、耽美で倒錯的な官能表現を得意としている
作家の傾向:運命的な悲劇をメインストーリーにした作品が多い
官能小説作品
初期作:教育実習生
代表作:教育実習生
最新作:甘美な秘密
【第16位】御堂乱

闘う正義のヒロイン【完全敗北】
作者さんの特徴・オススメポイント
凌辱小説を手掛ける作家の中でも人気、実力ともに官能小説界を牽引している作家の一人です。東大卒という肩書きを持ちながら、熱狂的な結城彩雨ファン、生粋の官能小説マニアとして知られています。その圧倒的凌辱世界から鬼才とも呼ばれています。
文体の印象:凌辱、調教をメインとしたハードな印象
作家の傾向:ヒロインが雌奴隷化するようなパターンが強い
官能小説作品
初期作:蔵の中の未亡人兄嫁
代表作:人妻捜査官シリーズ
最新作:拷問室【美臀夫人・静江と佐和子】
【第17位】葉月奏太

君の縄。
作者さんの特徴・オススメポイント
神奈川県出身。サラリーマン生活を経て、2011年に「蜜会 濡れる未亡人」で長編官能デビュー。14年「二階堂家の兄嫁」で「21世紀最強の官能小説大賞」優秀賞を受賞し、一気に人気官能小説家の仲間入りを果たしました。
文体の印象:爽やかな読後感を与える回春官能的な文体
作家の傾向:貞淑な美女をメインにした作品が多い
官能小説作品
初期作:濡れ落ち葉の恋(特選官能シリーズ)
代表作:二階堂家の兄嫁シリーズ
最新作:寝取られた婚約者 復習代行屋・矢島香澄
【第18位】香坂燈也

がまんできないの よこどり熟女【娘のいない隙に】
作者さんの特徴・オススメポイント
2015年作家デビュー。第13回フランス書院官能大賞にて、受賞は逃したものの才能を感じた編集者が声を掛けデビューに漕ぎつけた逸材です。その後も着実に知名度を上げ、人気急上昇中の作家さんです。官能小説初心者にも上級者にもおすすめの作家さんです。
文体の印象:誘惑小説から凌辱小説まで、読者を飽きさせない筆致
作家の傾向:ハーレム展開が得意な印象
官能小説作品
初期作:隣の独身美母(シングルマザー)
代表作:がまんできないの よこどり熟女【娘のいない隙に】
最新作:とろける新生活【シングルマザーと未亡人母娘】
【第19位】宇能鴻一郎

男あそび
作者さんの特徴・オススメポイント
北海道出身。1961年純文学でデビュー。翌年「鯨神」で芥川賞を受賞。濃厚なエロティシズムを湛えた文体と、評論や紀行文などで見せる博覧強記ぶりも知られていたが三島由紀夫の一件以降官能小説の世界に本格的に身を投じた。映像化された作品も多数あり、官能小説の書き手として一時代を築き上げました。
文体の印象:ねっとりとしたエロティックな語り口とコミカルなストーリー展開が特徴
作家の傾向:性に奔放な女性を主体とした作品が多い
官能小説作品
初期作:肌じめり
代表作:むちむちぷりん
最新作:夢十夜
【第20位】花房観音

寂花の雫
作者さんの特徴・オススメポイント
兵庫県出身の女性作家。映画会社や旅行会社などの勤務を経て、2010年「花祀り」で団鬼六賞を受賞しデビュー。女性のリアルな心情描写と団鬼六を匂わせる濃い官能描写でたちまち官能小説ファンを魅了。短編小説、長編小説どちらも読みたくなる作家さんです。
文体の印象:濃い官能描写の中にも上品さがあり、女性の心情描写は秀逸
作家の傾向:男女のありようを描いた作品が多い
官能小説作品
初期作:花祀り
代表作:寂花の雫
最新作:うかれ女島
まとめ
今回は、独自に厳選した20名の官能小説家の先生方をご紹介させていただきました。
官能小説ということで、あまり表立ってプロフィールなど公開している方はそんなに多くないのですが、そこもミステリアスで官能的な思考をそそられる気がしてくるのは私だけでしょうか(笑)
文章のクセは読んでみないとわからない部分も多いです。もしこの記事を読んで気になった作家さん、作品などあれば、ぜひ商品ページから無料試し読みが出来ますので見てみてください。
漫画と違い、文章を読んで想像を膨らませる官能小説。自分の中で思い描くキャラクターたちとの濃密な官能の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
ご紹介した作品以外にも魅力的な作品、同じ作家さんでも作風が変わったりしてガラッと印象が変わる作品もあったりしますので、興味がわいた方はぜひ色々ご覧になってみてください。


