近年勢いを増してきているジャンルであるボーイズラブ(通称:BL)。どんどん話題の作品が実写化されてさらに注目を集めています。原作のフェロモンを完全再現して話題になった作品、豪華なキャストで期待値が高まる作品など、実写BL作品も様々なジャンルが公開されています。
こちらのページでは実写映画・ドラマ化されたBL作品を、筆者のおすすめポイントを織り交ぜつつランキング形式で20作品ご紹介したいと思います。
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記事ライター「おとぎく」さんのプロフィールは下の記事で紹介しています。
- 実写化されたボーイズラブ映画・ドラマおすすめランキング20選
- 【第1位】窮鼠はチーズの夢を見る/水城せとな/小学館
- 【第2位】LOVE STAGE!!/影木栄貴・蔵王大志/KADOKAWA
- 【第3位】花は咲くか/日高ショーコ/幻冬舎コミックス
- 【第4位】ポルノグラファー/丸木戸マキ/祥伝社
- 【第5位】性の劇薬/水田ゆき/フューチャーコミックス
- 【第6位】ひだまりが聴こえる/文乃ゆき/プランタン出版
- 【第7位】リスタートはただいまのあとで/ココミ/プランタン出版
- 【第8位】ダブルミンツ/中村明日美子/茜新社
- 【第9位】どうしても触れたくない/ヨネダコウ/大洋図書
- 【第10位】セブンデイズ MONDAY→THURSDAY・セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY/橘紅緒・宝井理人/大洋図書
- 【第11位】宇田川町で待っててよ。/秀良子/祥伝社
- 【第12位】どっちもどっち/柊のぞむ/海王社
- 【第13位】純情/富士山ひょうた/フロンティアワークス
- 【第14位】愛の言霊/紺野けい子/フロンティアワークス
- 【第15位】飴とキス/秋平しろ/大洋図書
- 【第16位】Life線上の僕ら/常倉三矢/芳文社
- 【第17位】30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい/豊田悠/スクウェア・エニックス
- 【第18位】西洋骨董洋菓子店/よしながふみ/白泉社
- 【第19位】高嶺のドクターの知られざる素顔/大魚YUKKA/オークラ出版
- 【第20位】絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男/紺吉/祥伝社
- まとめ
実写化されたボーイズラブ映画・ドラマおすすめランキング20選
【第1位】窮鼠はチーズの夢を見る/水城せとな/小学館
公開日:2020年9月~
出演:大倉忠義、成田凌、他
監督:行定勲
脚本:堀泉杏
流されるような恋愛をしてきた大伴恭一。ある日、彼が再会したのは大学時代の後輩・今ヶ瀬渉。7年ぶりに再会した2人だが、今ヶ瀬は恭一の抱える秘密を黙っている代わりにある条件を出す。「昔からずっと好きだった」と告白され、戸惑いを隠せない恭一だが今ヶ瀬のペースに乗せられ一緒に暮らすことに。まっすぐに想いを伝えてくる今ヶ瀬に、だんだん心を開き始める恭一だが、恭一の元恋人の出現に2人の運命は変わり始める・・・。
主人公・大伴恭一を演じるのは、大倉忠義。今ヶ瀬渉を演じるのは、成田凌。そして、メガホンをとるのは「世界の中心で、愛をさけぶ」など、多くのヒット作を世に送り出し世界的にも高い評価を得ている行定勲。演技派俳優である2人を起用したことも話題となりました。

感情表現が難しい恭一を独特の色気と演技力で再現した大倉さん。そして、何年も恭一を想い続けるも少々こじれた性格の今ヶ瀬をまるで憑依したかのように演じ高い評価を得た成田さん。キスシーンやベッドシーンなどアダルト色の濃いシーンもありますが、今ヶ瀬に徐々に惹かれていってしまう恭一の様子や、切なく苦しいキャラの心理描写そして愛するということを繊細にかつリアルに表現されています。最後の展開は、原作とは違う演出で、しばらく映画の余韻に浸れるラストでした。
【第2位】LOVE STAGE!!/影木栄貴・蔵王大志/KADOKAWA
公開日:2020年10月~
出演:杉山真宏、仲田博貴、他
監督:井上博貴
脚本:影木栄貴
有名芸能一家に生まれた唯一の凡人で、超オタクな漫画家志望の大学生・瀬名泉水。漫画家になるため奮闘する泉水ですが、あることがきっかけでTVCMに出演することに。そこで若手人気俳優・一条龍馬と10年ぶりに再会を果たす。実は彼は泉水のことを女性だと勘違いし、10年間恋心を抱き続けていたのだった。男を好きになってしまった自分に困惑しつつも突き進む龍馬と、その思いにどう応えるか戸惑う泉水。引きこもり気味な泉水の環境が目まぐるしく変わっていく中、果たして芸能界に戻ることになるのか、そして、2人の恋の行方は・・・
主人公・瀬名泉水を演じるのは杉山真宏。一条龍馬を演じるのは、仲田博貴。2.5次元俳優として様々な舞台で活躍する注目俳優達が大人気ラブコメBLを彩ります。原作者でもあり、映画の脚本を担当する影木栄貴はミュージシャン・DAIGOの実姉ということもあり、泉水の過保護な兄・聖湖にDAIGOを起用。さらに主題歌もDAIGOがVo.を務めるBREAKERSが担当したことも話題となりました。

BLラブコメの中でもコメディ色濃くハイテンションな作品で、実写化するならどんな演出になるんだろうと思っていましたが、とても楽しいBLコメディに仕上がっていました。主人公・泉水を演じる杉山さんのキュートな演技、龍馬を演じる仲田さんも原作のようなハイテンションぶりを発揮していてクスっとしてしまう場面も多く、もちろん恋愛要素もありますが、比較的ライトに楽しめるBL作品だなと思いました。
【第3位】花は咲くか/日高ショーコ/幻冬舎コミックス
公開日:2018年2月~
出演:渡邉剣、天野浩成、他
監督:谷本佳織
脚本:高橋ナツコ
広告代理店に勤める37歳のサラリーマン・桜井和明は、CM撮影で赴いた古く美しい日本家屋で下宿を営む19歳の美大生・水川蓉一と出逢う。他人に興味がなく親しい友人すらいなかった蓉一は同居している従兄弟の竹生や菖太を心配させたが、屈託なく話しかけてくる桜井にだけは心を開くようになる。次第に心を通わせ合う2人だが、桜井は蓉一との年齢差や同性同士という現実に先に進むことをためらっていた。自分を避けるような態度の桜井に苛立ちを感じる蓉一。そんな矢先、桜井に大阪転勤の辞令が。2人の決断の時が迫る・・・
主人公・水川蓉一を演じるのは、渡邉剣。桜井和明を演じるのは、天野浩成。戦隊シリーズや仮面ライダーなどにも出演経験のある俳優で、脇を固める俳優も女性からの人気が高いフレッシュなキャストを起用しています。さらにはBL映画を多く手掛ける高橋ナツコが脚本を担当。原作者完全監修のもと、繊細で幻想的な映像美にこだわった話題作です。

年の差カップルの純愛ラブストーリーを描いた名作BLコミックの実写化ということで、あの美しい世界観がどんな風に映像化するのか楽しみにしていました。原作は全5巻なので、映画となるとかなり抜粋することになるかと思いましたが、大胆に脚色してありとても見易かったです。BLではありますが、ゆったりとした作風なのであまりBLに馴染みのない方でも、純粋な恋愛作品として楽しめる作品になっているのではないかと感じました。
【第4位】ポルノグラファー/丸木戸マキ/祥伝社
放映日:2018年7月~
出演:竹財輝之助、猪塚健太、他
演出・脚本:三木康一郎
大学生・久住春彦が、自転車事故でポルノ小説家・木島理生の腕を骨折させてしまう。保険にも加入しておらず、お金もないという久住に、木島は示談の条件として口述筆記で小説の代筆を提案。喜んでその提案を承諾し、木島の家で代筆を始める久住ですが、木島の読み上げる淫らな文章に最初は戸惑います。しかし、いつの間にか木島の文章の世界観と声に酔いしれていくことに・・・
主人公・木島理生を演じるのは、竹財輝之助。久住春彦を演じるのは、猪塚健太。色気のある演技と、生々しい人間ドラマを描いた切ない本ドラマが話題となり、続編となる「ポルノグラファー~インディゴの気分~」や劇場版も公開されるなど高い評価を得ました。

実写ドラマとしてはなかなかエッジの効いた作品。しかし、見ているうちに物語の中に引き込まれ、あの官能的で美しい世界観に浸ってしまいました。原作ファンのみならず、多くの視聴者を沼にはめた映像美と丁寧なストーリー展開、そして俳優さん方の見事な演技力に脱帽です。
【第5位】性の劇薬/水田ゆき/フューチャーコミックス
公開日:2020年2月~
出演:北代高士、渡邊将、他
監督・脚本:城定秀夫
仕事もプライベートも完璧な人生を送っていた広告代理店に勤めるサラリーマン・桂木誠。しかしある時状況が一変し、全てを失ってしまう。失意の中、酔った勢いでビルから飛び降りようとするも、謎の男・余田龍二に助けられる。それが恐ろしい監禁調教生活の始まりだった・・・
主人公・桂木誠を演じるのは、渡邊将。余田龍二を演じるのは、北代高士。メガホンをとるのは日本に留まらずアジアの映画祭にも招待されるなど映画評論家などから高い評価を得ている・城定秀夫。ストーリー上でも重要となる性描写を余すところなく実写化するため、R-18指定での制作を決断した本気のBL実写化で話題になりました。

原作のテーマである、「性」=「生」を本当にリアルに描き切った作品でした。前半部分からかなり激しい開発過程が描かれますが、中盤から後半にかけては余田の過去や正体が判明していき、ラストには身体も心も解放されていた主人公との濃厚な濡れ場のシーンがあり、本当にいろんな意味で濃厚な作品でした。
【第6位】ひだまりが聴こえる/文乃ゆき/プランタン出版
公開日:2017年6月~
出演:多和田秀弥、小野寺晃良、他
監督:上條大輔
脚本:高橋ナツコ
中学時代に発症した突発性難聴のせいで周囲から何かと誤解を受け、大学生になった現在も人付き合いが苦手な杉原航平は、明るい性格で思ったことを何でも口に出してしまう同級生・佐川太一と知り合う。「聴こえないのはおまえのせいじゃない」という太一の言葉に救われた航平は、いつしか太一に友情を超えた思いを抱くようになり……。
主人公・杉原航平を演じるのは、多和田秀弥。佐川太一を演じるのは、小野寺晃良。新進気鋭の若手俳優2人によるピュアで甘酸っぱい演技のメガホンを取ったのは、「KABUKI DROP」を手掛けた上條大輔監督。人気シリーズ「HiGH&LOW」の脚本家でもあったことから注目を集めました。

BL作品ですが、ラブ要素というより友情メインのピュアで甘酸っぱい爽やかな作風が人気の原作。その原作の雰囲気がそのまま投影されており、終始あたたかい空気に包まれていました。テーマの一つである難聴を持つ方に対する考えや行動も、丁寧に再現されており、BLというカテゴリー以外でも勉強になった作品でした。
【第7位】リスタートはただいまのあとで/ココミ/プランタン出版
公開日:2020年9月~
出演:古川雄輝、竜星涼、他
監督:井上竜太
脚本:佐藤久美子
高校進学を機に上京した狐塚光臣は、上司に人間性を否定され会社を辞めて10年ぶりに田舎に帰郷した。昔と変わらない田舎の様子、しかし、変わったところが一つあった。それは、農業を営む熊井のじいちゃんの家の養子で同い年・熊井大和との出会いだった。素直になれずふさぎ込みがちな光臣、そんな光臣に寄り添い励ます優しい大和。大和に次第に惹かれていく光臣は、果たして想いを伝えることができるのか・・・
主人公・狐塚光臣を演じるのは、古川雄輝。熊井大和を演じるのは、竜星涼。実力派若手俳優として注目を受ける2人の初共演作、そしてメガホンを取った「旅猫リポート」の井上竜太監督初の長編作品ということでも話題になりました。

原作でも“ほっこり田舎BL”と題しているくらい、ラブ要素というよりも人間関係や成長物語といったようなテイストの作品です。俳優さん方の自然な演技と、どこか懐かしさを感じる田園風景など、見終わった後に優しい気持ちになれる作品だと感じました。
リスタートはただいまのあとで
【第8位】ダブルミンツ/中村明日美子/茜新社
公開日:2017年6月~
出演:淵上泰史、田中俊介、他
監督・脚本:内田英治
ある日、壱河光夫のもとに「女を殺した」と一本の電話が。高飛車な声の主は、同じ「イチカワミツオ」の名前を持つ高校の同級生・市川光央だった。高校時代、冷酷で高飛車な光央の下僕であった光夫。そうして光央と再会することとなった光夫は、高校時代の記憶を蘇らせながら彼と行動を共にするが、2人の関係はかつての主従関係ではなく新しい形の関係へと姿を変えていく・・・
主人公・壱河光夫を演じるのは、淵上泰史。市川光央を演じるのは、田中俊介。メガホンを取ったのは「下衆の愛」などで知られる内田英治監督。淵上は本作が初主演作、そして「BOYS AND MEN」メンバーでもある田中の出演。BL漫画の金字塔・中村明日美子原作ということも重なり話題になりました。

女の死体処理から物語が始まるエッジの効いた作品。裏社会も描いているので暴力的なシーンもあり、ヤクザ同士の男色シーンなどなかなか刺激的。ラブ要素で言うと、共依存です。ダークな世界観がお好きな方にはぜひご覧になって頂きたい作品です。
【第9位】どうしても触れたくない/ヨネダコウ/大洋図書
公開日:2014年5月~
出演:米原幸佑、谷口賢志、他
監督:天野千尋
脚本:高橋ナツコ
転職先に初出社した・嶋俊亜紀は、勤務先のエレベーターで二日酔いの男性と一緒になる。それが新しい職場の上司・外川陽介との出会いだった。無遠慮なように見えて気遣いを怠らない外川に惹かれていく嶋だったが、過去のトラウマから一歩が踏み出せない。一方、つらい記憶を抱えながらも前向きに傷つくことを恐れず嶋に想いをぶつけていく外川。不器用な想いの行方は・・・
主人公・嶋俊亜紀を演じるのは、米原幸佑。外川陽介を演じるのは、谷口賢志。メガホンを取るのは本作が長編初監督となる女性監督・天野千尋。原作を忠実に再現しており、女性監督ならではな繊細な演出もあり2か月のロングラン、追加上演も決まるなどヒットを記録し話題になりました。

まず俳優さん方がナチュラルに演じてくださり、原作の世界観が出ていてよかったです。あからさまな性描写は少なく、そこ以外の恋愛や心理描写に重きを持たせている作品かなと感じました。個人的に、外川みたいな上司好きなので現実にいたら最高だな~なんて思っていました(笑)
【第10位】セブンデイズ MONDAY→THURSDAY・セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY/橘紅緒・宝井理人/大洋図書
公開日:2015年6月・7月~
出演:廣瀬智紀、山田ジェームス武、他
監督:横井健司
脚本:高橋ナツコ
月曜の朝。高校3年生・篠弓弦は、弓道部の後輩・芹生冬至と学校で顔を合わせる。女生徒に人気の芹生は、1週間の最初に告白してきた相手と付き合い、週末に別れることを繰り返していた。弓弦は、芹生に「じゃあ、俺と付き合ってよ」と提案。弓弦と芹生の「恋人ごっこの1週間」がスタートする・・・
主人公・芹生冬至を演じるのは、廣瀬智紀。篠弓弦を演じるのは、山田ジェームス武。舞台などでも活躍する主演2人を迎えるのは、「タクミくんシリーズ」の横井健司監督と「どうしても触れたくない」の高橋ナツコ脚本というBL実写のスペシャリスト達でも話題になりました。

弓道部のイケメン高校生を題材にしているだけあり、俳優さん方のイケメンぶりに合掌。作品自体も前後編に分けられているのですが、1週間という期限付きで始めた恋人関係から次第に惹かれあうストーリーが丁寧に仕上げられており、切なくも温かい爽やかな作品でした。
【第11位】宇田川町で待っててよ。/秀良子/祥伝社
公開日:2015年7月~
出演:黒羽麻璃央、横田龍儀、他
監督:湯浅典子
脚本:金杉弘子
渋谷区宇田川町。そんな一通り多い街中で、同級生・八代智哉の女装姿を目撃してしまった男子高生・百瀬慧吾。見てはいけないものをみたと後悔する百瀬だが、それ以来八代のことが気になる存在に。一方、百瀬の熱い視線をそらせず百瀬から渡された女子高の制服を着て彼の前に立つ八代。2人の男子高校生の不器用で青いラブストーリーが始まる・・・
主人公・百瀬慧吾を演じるのは、黒羽麻璃央。八代智哉を演じるのは、横田龍儀。ともにジュノンボーイコンテスト出身で今や2.5次元舞台などで大活躍のイケメン俳優が淡い高校生男子を演じています。脚本は「タクミくんシリーズ」の金杉弘子が担当。

女装男子という珍しい設定を反映させた作品。その中で、女装をする八代の葛藤や罪悪感などがリアルに描かれているのも魅力です。あとは何と言っても、男子高校生の不器用な淡い、王道といえば王道の青春ラブ!たまりませんね!
【第12位】どっちもどっち/柊のぞむ/海王社
発売日:2014年10月~
出演:富田翔、小谷嘉一、他
監督:上原英範
とある大企業のツインタワー…それぞれの棟には男女問わず人気を二分するトップエリートがいた。スポーツ界では賞を総なめ、自称スーパーフェロモン男・尾崎。世界各国を巡り、あらゆる外国語と楽器演奏もこなす、実はドSな王子様キャラ・円谷。そんな正反対な2人がついに対峙、そこから始まる攻め×攻めのイケメン同士の恋愛バトルラブコメ・・・
主人公・尾崎を演じるのは、富田翔。円谷を演じるのは、小谷嘉一。戦隊シリーズ出身で前述の「どうしても触れたくない」にも出演した富田の勝ち気でセクシーな演技。「テニスの王子様」や「戦国BASARA」など人気舞台にも出演している小谷が美しきドS王子を熱演しています。

原作もかなりコメディタッチ多めの作品ですが、実写版もコメディ強めでラブというよりはギャグに近い感じもあるのでBL作品でクスっと笑える明るい作品など求めている方にはピッタリかと思います。個人的には、策士な円谷に転がされている感じの尾崎の画がこの作品の醍醐味でもあると思うのでそちらを堪能していただければと思います(笑)
【第13位】純情/富士山ひょうた/フロンティアワークス
公開日:2010年9月~
出演:栩原楽人、高橋優太、他
監督:金田敬
脚本:小林弘利、小鶴
ライター・戸崎圭祐は、取材で偶然高校時代の初恋相手・倉田将成と再会する。覚えていないだろうと思っていた戸崎だが、倉田は戸崎のことを覚えており、その夜当時の気持ちを暴かれた戸崎は、戸惑いながらも倉田に抱かれてしまう。一度きりだと思った関係は倉田が望むことで続いていき、強引かと思えば優しい仕草を見せる倉田にますます惹かれていく戸崎。そんな中、戸崎の元恋人の登場で戸崎に対する倉田の想いの変化が・・・
主人公・戸崎圭祐を演じるのは、栩原楽人。倉田将成を演じるのは、高橋優太。メガホンを取るのは「愛の言霊」の金田敬。BL作品3作目となる金田監督と、数々の人気ドラマや舞台で活躍する俳優とのタッグで人気漫画家コミック実写化で話題となりました。

「純粋に人に恋するとはどういうことか、そして、本当に好きになったとき、人はどんな気持ちのなるのか。」恋するもどかしさや優しさを描いた、まさにボーイズラブの決定版となった作品です。受け側が非常に可愛いです。そして、攻めも元々ノンケだしかなり強引な性格なんですが、だんだん受けに対しての愛情が増していくのが「純情」というに相応しい世界観でした。
【第14位】愛の言霊/紺野けい子/フロンティアワークス
公開日:2007年10月~
出演:徳山秀典、齋藤ヤスカ、他
監督:金田敬
脚本:横田理恵
高校時代から仲が良かった大谷晋也と立花都は、高校卒業後晴れて恋人となり同棲していた。そんな2人の前に、高校の同級生・水沢雪子が現れる。以前から仲の良かった立花と雪子の接近に不安を募らせる大谷。しかし、大谷の心配をよそに雪子と立花には別の思惑があって・・・
主人公・大谷晋也を演じるのは、徳山秀典。立花都を演じるのは、齋藤ヤスカ。メガホンを取ったのは前述の金田敬。仮面ライダーや戦隊シリーズにも出演した実力派俳優たちが、大学生のピュアな恋愛模様を演じ切り話題になりました。

友達の延長戦、みたいな本当にピュアなボーイズラブ作品。濡れ場のようなものはありませんが、嫉妬に揺れる姿や愛情を確かめたりする姿など、微笑ましくなってしまうシーンが多く、まるで少女漫画ものを見ている感覚になりました。こちらの作品は続編で「愛の言霊 世界の果てまで」もあり、また違う主人公たちの恋愛模様を見る事が出来ますので合わせてご覧になってみてください。
【第15位】飴とキス/秋平しろ/大洋図書
発売日:2015年7月~
出演:岸本卓也、吉岡佑、他
監督:上原英範
脚本:亀山睦美
小さい頃から貧弱で不細工で、モテたことなんて一度もない、主人公・前田大希。おしゃれは気を配ろうとアパレルショップの店員になる。本部社員・楊井春久に密かに思いを寄せながら、悶々とする日々。同性同士、1ミリの可能性もない恋が思わぬ方向で進展する・・・
主人公・前田大希を演じるのは、吉岡佑。楊井春久を演じるのは、岸本卓也。ミュージカル「テニスの王子様」にも出演した人気イケメン俳優2人の他、豪華な出演者を起用したことでも話題に。多くの実写BL作品を提供しているLove Place作品の一つです。

終始可愛らしい作品です。大人同士の恋ではあるんですけど、一途に片思いをして頑張っているところや原作の楊井さんかっこいい!と感じていたシーンを再現してくれているところもよかったですね。観た後に明るい気持ちになれる作品をお探しの方におすすめです。
【第16位】Life線上の僕ら/常倉三矢/芳文社
配信日:2020年6月~
出演:白洲迅、楽駆、他
監督:二宮崇
脚本:山本タカ
下校途中の一人遊び「白線ゲーム」で偶然出会った生真面目な伊東晃と、無邪気な西夕希。恋に落ち、「白線の上だけの逢瀬」にもどかしさを覚えた伊東は咄嗟に西へキスしてしまう。高校生から大学生、そして大人へ。変わらない想いと、変わりゆく現実の狭間で生きる2人の人生は・・・
主人公・伊東晃を演じるのは、白洲迅。西夕希を演じるのは、楽駆。今注目を集めるフレッシュな俳優陣を揃え、さらには話題のボーイズグループや台湾発BLドラマの主演を務めたことで人気沸騰話題になった俳優陣の出演もあり、国を超えて大きな話題になりました。

大手BLランキングで1位にもなった、話題の泣けるBL作品。実写化にあたり、よりリアルにその世界観に浸れた気がします。高校時代の爽やかな恋、19歳の熱い恋、大人になってから知った愛の苦さ。それぞれ誰もが経験したであろう気持ちを思い出させてくれるような感動作です。
【第17位】30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい/豊田悠/スクウェア・エニックス
放映日:2020年10月~
出演:赤楚衛二、町田啓太、他
監督:風間太樹
脚本:吉田恵里香
童貞のまま30歳を迎えたことにより、「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた冴えないサラリーマン・安達清。思わぬ力に困惑する中、ふと社内随一のイケメンで仕事もデキる同期・黒沢優一に触れたとき、なんと彼から聞こえてきたのは、自分への恋心だった…!
主人公・安達清を演じるのは、赤楚衛二。黒沢優一を演じるのは、町田啓太。注目の若手俳優2人の初共演のメガホンを取るのは、数々のヒット作を手掛けた風間太樹。脚本も数々のラブコメ作品を手掛けた名手・吉田恵里香とのタッグで、繊細でピュアな2人の恋愛模様をポップに描きます。

「チェリまほ」と呼ばれ愛される超人気作の実写化ということで大きな話題になりました。予想だにしなかった同期の同性からの行為に戸惑うウブな安達も、好意がバレているとも知らず安達に地道にアピールを続ける黒沢の姿にも胸キュンが止まりません!
【第18位】西洋骨董洋菓子店/よしながふみ/白泉社
放映日:2009年4月~
出演:チュ・ジフン、キム・ジェウク、他
監督・脚本:ミン・ギュドン
一流企業を突然退社したジニョクは、小さな洋菓子店“アンティーク”を開店。パティシエの腕は一流だが男性関係のトラブルで店を転々としてきた“魔性のゲイ”ソヌら3人の仲間も加わり、アンティークは評判の店となっていく。そんなある日、町で連続誘拐事件が発生し…
主人公・ジョニク(原作では、橘圭一郎)を演じるのは、チュ・ジフン。ソヌ(原作では、小野裕介)を演じるのは、キム・ジェウク。メガホンを取るのは「少女たちの遺言」のミン・ギュドン監督。テレビドラマ、アニメも大ヒットした人気漫画を韓国映画で実写映画化したことでも大きな話題になりました。

日本のドラマでは“魔性のゲイ”設定はなくなっていましたが、韓国映画では役名は違うものの原作に忠実に再現されておりました。ラブ要素というよりもサスペンス要素や人間関係を描いた作品で、甘さと苦さのバランスがちょうどよく見やすかったです。
【第19位】高嶺のドクターの知られざる素顔/大魚YUKKA/オークラ出版
発売日:2013年3月~
出演:岡田敦斗、真澄かおる、他
監督:RAIN
岡安総合病院の跡取り息子・岡安大賀は、渡米して磨いたオペの腕を持つエリート医師。ルックスもとびきりで当然院内でも人気ナンバーワン!ある日、大賀の自宅に届け物を頼まれた看護助手・池内奈々夫は、そのベールにおおわれた私生活を覗き見てしまい…。
主人公・岡安大賀を演じるのは、岡田敦斗。池内奈々夫を演じるのは、真澄かおる。18禁のアダルト作品なので、エッチシーンは今までご紹介してきた作品の中でもかなり濃いです。しかし女性監督が手掛けていることもあり、メイン2人も演出も綺麗にまとめられ、刺激を求める腐女子を湧かせました。

ここまでアダルトに富んだ実写作品は見ていなかったので、最初は抵抗あるかなと思いましたが、ゲイビ作品のように局部のアップなどなく、美形の絡みといった形でした。ボーイズラブでは物足りない、ちょっと刺激の欲しい方にはピッタリな作品だと感じました。
【第20位】絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男/紺吉/祥伝社
放映日:2021年3月~
出演:犬飼貴丈、ゆうたろう、他
監督:三木康一郎
脚本:川﨑いづみ
自分がBL漫画の世界の住人だと気付いてしまった主人公(通称:モブ)。BL的な恋愛フラグが立ったり、BLあるあるな事象が周りで起きたり、自身の身や近辺で起きるBLシチュエーションをモブは冷静な視点で突っ込んだり、回避しながら日々を過ごしていく様を描いた新感覚BL!
主人公・モブを演じるのは、犬飼貴丈。メガホンを取るのは「ポルノグラファー」シリーズの三木康一郎。犬飼をはじめ、ゆうたろうや伊藤あさひほか、“ニチアサ俳優”たちが大勢出演することでも大変話題になり、放映前には原作の続編が発売されたり、放映終了早々に再放送が決定したり、まだまだ話題に上がりそうな作品です。

まず主人公が、BL漫画でいう「モブ」という斬新な設定が面白いです。しかし、モブの周りはBL展開が当たり前の世界なので、キュンとくるシーンやラブに溢れたシーンもあり、モブは絶対BLに徹さない!と奮闘するギャップもたまらない作品でした。出演者の方々みなさん可愛らしいので、癒しを求める腐女子のみなさんはもちろん、イケメン大好きな方々にもぜひご覧になって頂きたいです。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございました。
心癒される作品から胸キュン青春作品、ギャグ要素多めのコメディ作品やラブシーン多めなセクシーな作品など、実写化されるBL作品も様々です。BLというジャンルの作品の層の厚さが注目されている証拠ではないでしょうか。今後も、どんな作品が実写化されるのか、引き続き期待して応援していきたいと思います!
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